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【開催報告】HGPIセミナー特別編「患者・一般市民による医療政策の策定過程への参画のあり方」(2023年5月23日)

今回のHGPIセミナーは、英国のシンクタンクであるヘルス・ポリシー・パートナーシップ(The Health Policy Partnership)と共同で開催され、医療政策の政策決定過程への市民や患者の参画について議論を深めました。

医療政策の政策決定過程への市民や患者の参画は、患者や市民の政策に対する信頼や知見を高め、適切な意思決定の促進や政策の質の担保につながる可能性があり、各国で市民や患者の政策決定過程への参画が進展しています。このように、政策決定過程への市民参画が一般的になりつつある中、この参画が真に意義を持つためには、他の政策的エビデンスと同様に、価値が評価されたり審査されたりする仕組みも求められます。

本ウェビナーでは、患者や市民が政策決定過程に参加する意義やその方法論について、天野慎介氏(一般社団法人 全国がん患者体連合会 理事長/一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン 理事長)、Penilla Gunther氏(フォーカスペイシェント創設者/プログラムディレクター)らが、乗竹亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO)とともに議論を深めました。

日本における、2006年に成立した「がん対策基本法」などが生んだ患者参画の潮流、慢性疾患の増加による当事者や患者の声を反映させることの重要性の増加、欧州における患者リーダー育成プログラムの変遷などが議論されました。

当日の様子は、こちら(日本語版)およびHPPウェブサイト(英語版)からご覧になれます。

※技術的な要因もあり、動画・音声に一部不鮮明・聞き取りにくい箇所がある場合がございますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

【開催概要】

天野 慎介(一般社団法人 全国がん患者体連合会 理事長/一般社団法人 グループ・ネクサス・ジャパン 理事長)
乗竹 亮治(日本医療政策機構 理事・事務局長/CEO)
Jody Tate(ヘルス・ポリシー・パートナーシップ 主任研究員)
Penilla Gunther(フォーカスペイシェント創設者/プログラムディレクター)

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