【開催報告】患者・当事者のアドボカシー能力強化ワークショップ「Our Views, Our Voicesワークショップ~当事者の代弁者としての自信を深める~」(2019年12月22日)
日本医療政策機構が事務局を務めるNCDアライアンス・ジャパンと一般社団法人 ピーペックが共催で患者や当事者のアドボカシー能力の強化を図ることを目的とした、日本版 Our Views, Our Voicesワークショップを2019年12月12日に開催いたしました。
Our Views, Our Voicesワークショップはがん・糖尿病・循環器疾患・呼吸器疾患・メンタルヘルスをはじめとする非感染性疾患(NCDs: Non-communicable diseases)と共に生きる人々を対象に、NCD Alliance※が開発した世界基準の手法を用いて当事者のアドボカシー能力を強化する、新しいスタイルのワークショップです。2019年6月にジュネーブで開催されたトレーナー養成ワークショップに参加した一般社団法人ピーペック 池崎悠さん、一般社団法人心臓弁膜症ネットワーク代表理事 福原斉さんがピアトレーナーとして、ファシリテーターを務めました。
当日は様々な疾患に関わる当事者団体・患者会等から12名の方々にご参加いただき、医療やNCDsに関する基本的な知識を学んだ上で、当事者の代弁者として自分自身の経験を効果的に整理・発信し、最後に短い時間で他人の心を掴む「エレベーターピッチ」を用いた実践練習に取り組みました。
NCDアライアンス・ジャパンでは、今後も継続的に患者や当事者のアドボカシー能力の強化に取り組んでまいります。
※NCD Alliance: 約2000の市民団体・学術集団が約170か国で展開する協働プラットフォーム